ワークショップ/らふと

クリスマスのしたく レポート


12/1(土)イラストレーター・ガーデナーの大野八生さんによるリースワークショップ
『クリスマスのしたく』を開催しました。


2007年から始まったクリスマスのしたくも、今年で6回目を数えます。
まずはリースの由来、植物の紹介、束ね方をじっくりと。
この大野さんセレクトの植物の紹介がいつも丁寧で楽しく、
新しく出合う植物もぐんと身近になります。
大野さんのセレクト、今年初めて登場したのは
サワラ、サイプレス、黒文字、リューカデンドロ、ミモザ、コチアなど。
あわせて定番のヒムロスギ、ユーカリ、ユーカリポポラス、
マートル、ヒイラギなどの常緑樹、ネコヤナギ、
ローズヒップ、ペッパー、バーセリア、松ぼっくり
などなどからご参加の皆様にお好きなものをお選びいただきました。


庭からは、棉、スダジイ、マテバシイ、ピーナッツ(ビッグサイズ!)、
ヒマワリ、アイ、ホーリーバジル、ラベンダー、
アメジストセージ、レンギョウの葉など。
リースのベースとなる輪は藤棚の蔓を庭人さんと一緒に丸めたもの。
庭の収穫祭のようでもあります。


ベースになるヒムロスギ。奥はホーリーバジル。
らふとが森の香りで満たされます。


テーブルの上がグリーンでいっぱいに。


ヒムロスギやユーカリ、サワラなどをベースに実のものをポイントにした
小さなブーケをワイヤーでくくりつけていきます。


フサフサとした植物の手触りも心地よく。
クリスマスリースの輪は、終わりも始まりもない「永遠」への願いが込められ、
テーマカラーである緑もまた常緑樹の生命力から永遠を意味し、
赤は情熱を、白は純潔を表します。


完成したリース大集合。大野さんから、ひとつひとつのリースについてお話を。


藤蔓を生かしたデザインも素敵です。


置いて飾るリースは中央にキャンドルを灯して。


扉に飾ればウェルカムリースに。

大野さんはいつも、庭作りやイラスト、ご本などで、
植物との暮らしの愉しみを教えてくださいますが、リース作りもそのひとつですね。


最後にお待ちかねの、らふと茶菓部『リースケーキ』でお茶タイム。
クリスマスリースに欠かせない緑、赤、白を、
抹茶生地、白いんげん、クランベリーで表現しています。
らふとハーブブレンドティーとあわせてお楽しみいただきました。

ご参加いただきました皆様、お心を寄せてくださいました皆様、ありがとうございました。
あたたかなクリスマスをお迎えください。


らふとのワークショップ2012のプログラムは全て終了しました。
来年1月より、新しい冬のワークショップを予定しています。
2013年明け、らふとからの年賀状と、ホームページでご案内をいたします。
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工房からの風
工房からの風 MECENAT2017大賞